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第三十三話④ ※※※(樹視点)

Penulis: 三木猫
last update Tanggal publikasi: 2026-05-29 12:59:40

俺は一体何回このトイレの上に登る事になるのか。

はぁと溜息をつきつつ、けれど美鈴と一緒に脱出する為にも行かねばならない。

折角政略とは言え、結婚したんだ。このままあいつとの結婚生活を送らずにやられて堪るか。

トイレからダクト穴に入り、俺の部屋とは逆の方を向く。

美鈴は気付けなかったみたいだけどな。

ここ…明らかに怪しいんだよ。黒く塗ったベニヤ板か何かで元々あったダクトを塞いでいるのだ。風が入って来てるから尚更ダクトがあったのだと確信出来る。

ガンッ!

蹴ってみる。

あぁ、予想通りだ。ここ、あきらかに壁が薄い。

ガンッ!ガンガンッ!ガンッ!バキャッ!

よしっ、外れたっ…っつーか、壊した?

まぁ、そんな事はどうでもいい。邪魔な板はトイレの方に落として……俺の方のトイレに落としておくか。

少し戻って、俺の部屋の方に板を落として、今度こそ進む。

…こっちの方が埃が凄いな。そもそも通る場所じゃないんだけどな。

結構奥があるな。…俺のスーツもすっかり雑巾状態だ。

四つん這いで前進を続ける。暫く真っ直ぐ進んでいると、床から光が洩れている場所に気付いた。

ここだな?

やっぱ
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